iPhoneを単体で使ってる人はもったいないことをしている。iTunes使って音楽とか聴いてるならまだしも、それすらもせずに単にゲームとネットとチャットだけにiPhoneを使ってる人が結構いることに驚く。最近、ドコモ、au、ソフトバンクの3社取り扱いが始まって、そういう人を見る機会がますます増えた。

iPhoneはよく出来たスマホだと思う。でも正直、最近のiPhoneはスマートフォンの中で、そんなに突出して良いわけではない。良音質で音楽聴いたり、綺麗な写真をスマホで撮りたいならXperiaとかが良いし、Googleサービスを使いこなしたいなら圧倒的にAndroidのnexusがいい。iPhoneはデザインをかっこよく宣伝してはいるけど、落ち着いて本体を見れば、最高というわけでもない。なのに、その割にiPhone使いたい人多すぎ。

Android 4.xがでる前で、iOS7になる前のiPhoneの頃ならまだわかる。スキュモーフィズムでタッチインタフェースのスマホを普及させたことは称賛するしかない。

けど今はもう時代が違う。iOS7はWindows PhoneののメトロUIをパクったような、使いにくいフラットUIになってしまったし、変な囲い込みのせいでサービス連携がうまくいかなかったりする。特に、地図アプリは好きになれない。

一方のAndroid(Google)は後追いの特権もあって、着実かつ高速に進化してきて、品質はとても良くなった。もはや、iPhoneのシェアが70%にもなるのはどうかと思う。日本人は本質よりも雰囲気に流されすぎなのではないだろうか。

今あえてiPhone使うなら、iTunesを使い倒し、有料アプリをストアでたくさん買っているか、もしくはMacとの連携を活用してるかぐらいだろう。こういった囲い込みを肯定するなら、Appleの箱庭デザインは素晴らしい。少なくとも、私は気に入っている。

iPhoneを電源につなげばWi-FiでMacのiTunesと素早く同期できるし、MacからのテザリングはBluetoothを使えばたったの2クリックで開始できる。iCloudによって複数デバイス間の写真や連絡帳はアクションレスで共有される。一度買ったアプリのダウンロードはどのデバイスからでもワンクリックで済む。機種を乗り換えてもTimeMachineで即座に新しい機種へ移行できる。こういったデバイス連携がシームレスにできるのは、ハードからソフト、サービスまで垂直統合しているからこそ。そこにApple製品(iPhone)を使い続ける価値がある。

にもかかわらず、ただ電話とLINEとパズドラとネットのためにiPhoneに高いお金出してるのは何がしたいのだろう?iPhone持ってるぜドヤァってのにお金を払う時代はもう終わってる。それよりは安価なAndroid端末買った方が使いやすいし、安く済むと思う。

まとめると、本記事のポイントは3つ。
1.機能過多で高い
2.Androidの品質が高まってきて、妥当な選択肢が増えている
3.Appleは箱庭デザインでiPhone単体で使うメリットがない

ちなみに、この記事を書いてたら、他にも似たトピックで記事書いてるのを見つけた。そろそろ流行りも終わっていい頃でしょう。
長らくiPhone派だった僕がiPhone 4sからNexus5に機種変更した10の理由