いよいよ年も明けて就活が本格化してきましたね.だんだんと気が引き締まってくる頃かと思います.せっかくなので就活生には良い結果を手に入れて欲しいと思います.そのために,手当たり次第の就活ではなく,自分に合った就活をデザインすることをオススメします.

就活サイトの就活デザインにのせられていないか?

ほとんどの人たちの就活は,就活サイトの就活デザインにのせられてしまっています.煽られているといっても過言ではないです.リクルートスーツを二着以上買って,大量にウェブエントリーをして,エントリーシートも沢山かいて,合同説明会に沢山出たり,OB説明を受けたりと,皆さんのせられるがままに時間をかけていませんか?

しかし,今やっている就活は自分に合ったデザインなのでしょうか?もしも合わないデザインで無理をして続けてしまうと,とても疲弊してしまいますし,そもそも自分の能力を上手くアピールできなくなります.それはもったいないので,少し落ち着いて就活のデザインに時間をかけましょう.

デザインとは,制約条件を整理し,上手く統合すること

デザインとは,自分の要求と周囲にある制約条件をしっかりと明確化し,それらを上手く組み合わせてベターな解を目指す行為です.就活でいえば,今までに自分の学んできたこと,まだ学んでないこと,これから学びたいことを考えたりすることは大事ですね.他にも,どれぐらいの給与を得たいのか,終身雇用なのか転職前提なのかなどもあります.まず重要なのは,自分の中の要求をはっきりさせることです.

次に,自分の要求を明確にできたら,次は制約条件を考えます.要求を満たすための障害ともいえます.基本的に安定を求めれば給与は下がりますし,リスクを避ければ刺激の少ない仕事しか残らないでしょう.または,自分のやりたいことが,今の自分の能力では足りないことに気がつくかもしれません.そういった制約条件を真摯に見つめていくことが大事です.避けるべきリスクや,足りないということ自体を認識しなければ,デザインすることはできません.

デザインできれば効率良く,質の高い経験ができる

逆に,要求と制約条件がしっかりわかると,それらを踏まえて自分をどうアピールすると良いかをデザインできます.そして,自分の要求を満たす企業を探せるようになりますし,企業の制約に合わせて自分のアピールをカスタマイズすることもやりやすくなるのです.

ここまでできれば,説明会などで自分のためになる質問が適切にできるようになりますし,エントリーシートもスムーズにかけてます.ぱっと見面倒な作業なようにも見えますが,いったんデザインしておくと,後工程のスピードが早くなりますし,なにより,一つ一つの就活を通した経験の質が変わります.

就活は職を決めるという以外でも,色々と経験できる貴重な現場ですので,ぜひ上手く自分に合う就活をデザインして,楽しくやりましょう!