だらだらと仕事をして残業代をもらうというのも悪くはないのですが,どうせこなさなければならない仕事なのであれば,質を高く,かつ素早く終わらせて早く帰りたいものです.早く終わらせても給料は増えませんが,仕事のトレーニングになりますし,余った時間は自分のスキルアップのために使えるようになります.また,息抜きをしたり,友達や恋人と楽しむ時間も確保しやすくなります.

仕事を効率良く進めるには,何をいつまでに,どれぐらいの質で仕上げれば良いかを把握することが大事です.特にタスクが並列にいくつもある場合には重要です.ちなみに私の場合,仕事,大学,家庭と3足のわらじを履いているので,否応無しに切り替える必要があります.なので,それぞれの仕事に取り組む時間を制約して,それぞれに適切に時間を配分していくことが必須となっています.

時間の区切り方としては,基本的に自分の集中力が切れる前に休めるように心がけています.自分の場合は50分作業、10分休憩のリズムを持続できるようにしています.集中力が続くうちに休むようにすることで,やるきを持続しやすくします.集中力が切れてから休憩してしまうと,またやる気を出すまでに時間がかかってしまい,上手く作業に戻ること難しくなります.なので,仕事のキリが悪くても時間がくれば休憩します.それによって,休憩から戻ったときに,やりかけていた小さなことから再開できるので,仕事に戻りやすくなります.

ただ,次の作業に移るときはキリのいいところまで終わらせ,次回再開するときにまずやることを明確にしてから終了します.中途半端に終わらせて日をまたいでしまうと,ほとんどのことは忘れてしまいます.結果として,やりかけていたことを思い出すのに余計な時間をかけてしまうことになります.なので,作業を終わるときは少し時間を掛けてでも,将来の自分への引き継ぎを行いましょう.私はタスク管理にGTD(Getting Thing Done)を取り入れているので,タスクをGTDリストに詰むことで管理します.

このように時間制約を設けて作業をすることで,ちょうど良い集中を保つことができます.加えて,そのリズムを保つことで作業の種類を変えることもスムーズにできます.ちょっとした工夫なのですが,仕事の質が結構変わるのでオススメです.

ちなみに,私は50/10分のリズムで区切っていきますが,どれぐらいが良いのかは人によって違うと思うので,自分でちょうど良いところを探してみるところから始めてはいかがでしょうか?