最近の音声入力は非常に精度が高くなってきている。昔は英語だけだったのだが、最近は日本語でも入力精度が得られるようになってきた。
私がよく使うのは、iPhoneの音声入力である。標準でキーボードに搭載されているものである。あまり意識せずに発音しても適切に認識されるので、かなり便利である。ただ静かな所で、1人ではないとなかなか恥ずかしいので使いにくいところもある。ただ就寝前とかひとりでいるときはあまり気にせずに使うことができる。
キーボードを使うよりも、つまりフリック入力よりもはるかに早い入力速度を実現することができるので、もはやパソコンがなくてもブログを適切にかける時代になってきている。下手なタイポも少ない。また、入力結果を客観的に見られるので、誤変換や誤入力に気がつきやすいと言う特性もある。。
かく言うこの記事も、すべて音声入力によって作成されている。もちろん一部は手入力で修正しているが、9割9分音声入力によって作成されている。
このようなテクノロジーの発展によって、今までブログを書かなかったような人たちもブログを書くようになるし、今まで音声でしか流れてこなかったような情報が、テキストに直される時代というのがくる。そうすると、驚異的な量の言語情報が、インターネット上に流れることになる。これは、機会が人間の言葉を理解するという上で、非常に有利な時代になると言える。
このような情報爆発が起こることによって、想像以上に早く、人と対等以上に会話ができるような、人工知能ってものが生み出される可能性がある。
さらに言えば、驚異的な翻訳精度が実現されるため、ある言語でブログを書いた瞬間に、あらゆる言語に翻訳されて世界中に情報が発信される時代にもなる。思いがけず世界で有名になる日が来るかもしれない。
未来は明るいように見えるが、一方で悪い情報、もしくはノイズといったものもどんどん増えていくことになるため、逆に、何を信用すれば良いのか全くわからない時代がやってくるかもしれない。まったくとんでもない時代に自分は生きているものである。
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