最近の家電は本当に便利になってきましたね.洗濯機を買えば乾燥まで全自動,掃除もある程度はRoombaのようなロボット掃除機が自動でやってくれる,食器洗いも食洗機で全自動でやってくれる.このように,もはや人がやるよりも,機械の方が賢く家事をやってくれる時代になりつつあります.

家電への投資=インフラへの投資

こういった便利な家電にお金を掛けるかどうかは,インフラにどれだけ投資するか,というのに似ています.その家電を家に導入することによって,自分が家事に掛けている時間をどれだけ短縮できるか,電気の消し忘れや食器の洗い忘れなど,生活で発生するリスクをどれだけ減らせるかが,投資(導入)するか否かのポイントとなります.とはいえ,どうやって家庭のコストを見積ればよいのでしょうか?そこで今回は,一番簡単な方法として時給換算する方法をご紹介します.

家事の人件費は高い!

まず,一般的な家庭の奥さんは,家事にどれぐらいの時間を掛けているのでしょうか.一説によると,大体一日に2.5時間ほどかけるといわれています.その時間を家電による自動化で半分にできるとしましょう.そうすれば一日あたり1.25時間の短縮です.

次に,奥さんがパートで900円ぐらいの時給がもらえていると仮定します.そして,家事も同様に時給は900円だと考えます.すると,家事の自動化によって浮く一日あたりの人件費は,¥900×1.25h = ¥1125となります.そして家事には休みが無いので,月の稼働日はおよそ30日です.なので月の人件費は¥1125×30day = ¥33750/月となります.ということで,便利家電によって家事の手間を半分にできるとすれば,年間で¥33750×12ヶ月 = ¥405000/年の人件費を削減できるということです.かなりの金額になりますね.

便利家電で人件費の長期的な削減ができる

なお,便利家電は平均すると10万はしないので,4台ぐらい便利家電を買って,奥さんの家事に関する稼働が半分になれば,1年で元が取れることになります.そして,家電は5年ぐらいは使えますので4年間,投資分を回収できます.すると利益は総額で¥405000×4 = ¥1620000 となります.下手にエコとかを気にして,イライラしながら稼働をかけるよりも,ずっと投資効果が高いですね.

家電への上手い投資はオトクに生きることに繋がる

このように,家庭の人件費を考えると,便利家電で家事の稼働を削減することの大事さがよく分かります.こういった家庭のインフラ整備が,家庭の稼働を削減し,投資以上の利益を享受できるようになるのです.株やFXよりも堅実で確実な利益が見込める投資だと思いますので,ぜひ皆さんもご検討ください.今の時代,家電に投資できない人は人生を損しますよ.