CES2014は面白い展示ばかりで凄かったですね.色々と魅力的な展示があったのですが,個人的には4Kのテレビがとても安価に手に入るという展示に驚きました.

まずASUSが,PB287Qというディスプレイを発表しました.なんと,799ドルの28インチ4K液晶ディスプレイだそうです.詳細な仕様は未発表ですが,28インチ 3840 x 2160 液晶,応答速度1ms,DisplayPort,HDMI (MHL 対応)だそうです.DisplayPortが付いているので,現行のMacBook Pro Retinaであれば使えますね.

ASUS PB287Q 発表、799ドルの28インチ4K 液晶ディスプレイ 

次に,50インチ高性能4Kテレビ「VIZIO P-Series」 です.なんと価格は10万円です.正直,国産メーカのフルHDのテレビより安価ですね.

4Kテレビとしては激安の約10万円の50インチ高性能4Kテレビ「VIZIO P-Series」

もはや液晶テレビ業界は価格破壊が凄すぎて,商売にならない感じがするのですが大丈夫なのでしょうか.技術のコモディティ化のすさまじさを感じます.国内のメーカが液晶テレビ事業から相次いで撤退している理由も頷けますね.

こういった技術革新や価格破壊が進むと,今後テレビというのはリビングに一つとか,そういう使い方ではなく,各部屋に置くオブジェぐらいの存在になっていくかもしれません.もしかしたらSquamaのように,窓ガラスが全部液晶になってテレビ替わりになるとか,そういう時代もやってきそうな気がします.

Squama: 透明度を自由にプログラムできる未来の窓