Bluetoothでの無線の音楽視聴環境を手に入れてから、モバイルで有線に戻そうとは思えなくなりました。音質的には劣る面はあるのかもしれないのですが、そもそも移動中は基本的に環境音のノイズが多いので、音質はあまり気にせずに使えています。

過去に私は、クリップタイプを数種類、イヤフォン一体型のBackbeat Go 2を試したりと、様々なBluetoothヘッドセットを試してきました。そんな私が、4ヶ月ぐらいまえに興味を持ったのが、片耳のBluetoothヘッドセットのJawbone era (2014)です。

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片耳タイプは現行発売されている種別の中では、最も小型なヘッドセットだといえます。その中でも特に軽く、小さいのが、Jawbone era (2014)です。なんとその重さはわずか6gです。また、ボブなど耳が隠れる髪型をしている女性なら、耳につけてることすらわからない大きさしかありません。さらに、色や形も高級感のあるいくつかのバリエーションがあり、おしゃれです。

また、イヤーパットもサイズが三種類用意されているので、合うものを選べば耳につけてるのを忘れるほどに軽いし、小さいです。そのため、比較的激しい運動をしてもびくともせず、しっかり耳に着いてきます。

音質についても、外で使う分には全く問題ありません。ただし、電波が弱いのか、ごく稀に音が途切れることがあります。また、このヘッドセットは片耳でかつ開放型なので、耳栓効果は全く期待できません。しかし、常時付けていることを考えると、開放型の方が環境音や話し声が聞こえるため、危険が少なく快適に過ごせています。また、ヘッドセットとしてはマイクの機能がとても優れています。骨伝導を活かしたNoise Assasinという機能でこちらの声からノイズをカットし、雑音下でも非常によく通します。

バッテリーのもちは通話や通知を聴くなどだけであればあまり気になりません。しかし、移動時に常時ラジオを聴くとか、音楽を聴こうとすると、バッテリーが切れてしまう印象です。実質使えるのは3時間半ぐらいでしょうか。出先にいることが多い方は、オプションとして購入できる、充電機能付きのケースを買うことで、実用性が高められます。

ハード面だけでなく、Jawbone eraはソフトウェアが充実していて、色々なカスタマイズができます。ただし、個人的には痒いところに手が届くほどのカスタマイズ性があるとは言い難いです。しかし、音声ガイドの声を変えられるのは個人的にはすごくよかったです。デフォルトは女性の英語なのですが、日本語音声や韓国語にしたりもできますので、なかなか便利です。

なお、3ヶ月目に一度電源が入らなくなる故障に見舞われました。ヨドバシカメラ経由で故障修理をお願いしたところ、保証期間内ということで、無料交換してもらえました。大体2週間ぐらいで手元に戻ってきました。多少時間はかかりましたが、海外製品とはいえ国内で対応してくれる代理店があるようで、とくに問題なく対応してもらえました。こういったサポートが充実しているのはポイントが高いですね。

まとめると、Jawbone era は片耳ヘッドセットとして高品質の逸品であるといえます。両耳に慣れていると、音を聴くという意味では片耳は違和感があるもののこの軽さと安定感は、他では得られない快適さがあります。お財布に少し余裕がある方には、購入をお勧めします。