エンジニアとかは、デスクワークが多いので、なかなか環境を変えて働くというのはむずかしいですよね。環境を変えるのは多少コストはかかりますけど、たまには環境を変えた方がリフレッシュにもなるし、集中しやすくなって仕事の効率もあがるし、コスト以上のリターンが見込めます。

たとえば、普段仕事してる机を離れて、休憩スペースに行くとか、暑く無い時期ならそとのベンチにでも出るとかすると良いです。検討に必要な資料とノートだけを持って席を離れて仕事について検討してみると、メールの誘惑や電話、インターネットなどの、ノイズが激減するので検討に集中しやすくなります。人は一つのことに集中して作業する方が向いているのです。どうしても席を離れられない人は、パソコンの電源を切って、耳栓をつけて作業するのもありです。少し不振がられますが、効果はそれなりにあります。

また、違う環境に行くと、環境から受ける刺激が変わるので、思考のパターンを変えたりすることもできます。そうすることで、普段とは違う情報の捉え方ができたり、違う発想が得られたり、普段ならしない結論に至ったりと、自分の中の思考の幅を広げられます。幅を広げるという意味では、一緒に議論できる人と違う環境で議論するのが一番良いですね。

自分の仕事はルーティンワークだから、そんな幅はいらない、という方もいるかもしれません。しかし、ルーティンワークこそ、新しい発想を入れて、より効率化すべきです。繰り返すものほど、効率化の効果は大きくなりますので、小さな効率化でも結果的には膨大な時間短縮になります。一旦現場を離れて俯瞰する時間を設け、いつもとは違う視点で発想していくことが重要です。

違う視点を手に入れる、そしてすべきことに集中しやすくする、そのために、外に出て環境を変えるのは、手軽で効果的な方法だと言えます。ぜひお試しください。